お客様インタビュー vol.002

ご主人(夫)様が他界され、遺産を相続される事になった横浜市の小林あづき(仮名)さま

こんにちは、行政書士サポートオフィス横浜の代表、安藤優介です。当冊子でご紹介させて頂く小林あづき(仮名)さまは横浜市都筑区在住の主婦さん(70代)でいらっしゃいます。
当冊子では小林さまからご許可を頂いた上で、ご主人(夫)様が亡くなられてから相続手続きが完了されるまでの過程をインタビュー形式で詳しくご紹介させて頂きます。
小林さまは相続が完了されましたが、現在は相続された株の売却手続きを検討しておられる最中です。
※インタビューは公正を期すため、専門の会社に行って頂きました。

藤野さまと当事務所内で記念撮影をさせていただきました。藤野さま、インタビューのご協力ありがとうございました。(安藤)

 

相続の概要「主人(夫)が亡くなり、預貯金や不動産を相続することに。」

まずお伺いします。小林さんは、どういった相続をされたのですか?

小林さま 亡くなったのは主人でして、平成27 年3 月18 日に他界しました。
預貯金や株、それと北海道にあった不動産を相続する事になったんです。私達夫婦には子供がいなかったので、私と主人の兄弟が相続人だったのですが、主人の兄弟達は中国地方の遠方でしてね。
手続きのやり方も分からないので、安藤先生にお願いをさせて頂きました。

遺言書はあったのでしょうか?

小林さま 無かったですね。遺言書があればこんなに大変な思いをしなくて済んだとは今では思いますけどね。主人は67 歳で亡くなったんですが、当時はとにかく病状が良くなって欲しいなって一心でしたから。
希望を持ってました。元気になって欲しい。歩けるようになって欲しい。やりたい事いっぱいあるだろうにと祈る様な気持ちで病院通いをしてましたから。元気な頃に遺言とかそういう会話も一切した事なかったですしね。

行政書士 安藤優介 遺言書があるに越した事はないんですけど、難しいところですよねぇ。

当時の事を思い出しながらお話し下さる小林さま。

 

まず始めた事「銀行に行きました。でも説明が全然理解できなくて…」

相続の手続きは何から始められましたか?

小林さま とりあえず銀行に行ってみました。財産としては不動産と預貯金と株なんですけど、全部は把握してなくて。預金通帳が後から後からチョコチョコチョコチョコ出てくるんです。貸金庫を借りてるのも知っていたので、コレもどうしても片付けたくって。何も入ってないと分かってましたけど、年間18,000 円を払い続けるのは大変だなぁと。
それで1人で銀行に相談に行ったんですけど、法律がどうのとかゴチャゴチャゴチャゴチャ言われてサッパリ理解できなかったの。預貯金に関しても銀行に行ったりしたんですけど、本当に銀行の説明というのはよく分からなくってね…。

行政書士 安藤優介 今の銀行ってテレビ電話があって、そこで相続センターと話をして下さいみたいなスタイルの銀行があるんですよ。小林さまの行かれた銀行は、まさにそれだったようです。

小林さま 専用の場所に座らされてね。「解約だの名義変更だの、どうしたら良いんでしょう?」 と聞くと答えては下さるんですけど、私は世間知らずで来たもんだから全然理解が出来なくってね…。

 

安藤先生との出会い「預貯金などの手続きの専門家さんだと紹介されました。」

安藤先生とはどういった出会いだったのでしょうか?

小林さま 区役所の無料相談というのがあったので相談に行ったんです。不動産の税金の案内が主人の名前で届いてましたので、このままにしておくのはマズイんだろうなと。とにかく一刻も早く片付けたいなという気持ちがありました。それで区の無料相談で「相続の手続きをお願いできる私の家から1番近い先生をご紹介ください」とお願いしましたら、横浜の司法書士会という所を紹介されまして。それで電話してみましたら、仲町台の司法書士の方が1番近いとの事でしたのでお電話してお伺いさせて頂きました。

最初は安藤先生ではなかったのですね?

小林さま そうなんです。通帳とか株とかカードとか、とにかく全部集めて司法書士の先生の事務所に持って行きました。全て先生にお願いできると思って銀行での顛末などもお伝えさせて頂いたんですけど、「預貯金などお金の事は専門分野じゃないので、それは安藤先生をご紹介します。すぐ近くだから」という事で、その場で安藤先生に電話を入れて下さいました。まさか同じマンションの同じ階だとは思わなかったですけどね(笑)不動産の手続きに関してはその先生が引き受けて下さいました。

行政書士 安藤優介 こちらの先生は私が懇意にさせて頂いている司法書士さんです。「今から行くんでよろしく」という感じでしたね。それですぐお二人で来られました。

インタビュー当日は天気も良かったので、小林さまと一緒に当事務所の近所をお散歩させて頂きました。

 

安藤先生の第一印象「なんだかホっとさせてくれた。」

安藤先生の第一印象はいかがでしたか?

小林さま 安藤先生が「10分待って下さい!」と言われたので司法書士の先生の事務所で待ってたんですけど、きっと急な話だから事務所を大急ぎで片付けでもされてるんだろうなと思いました(笑) で、行ってみたら安藤先生は普段着っぽいフリースを着て待っておられてね。拍子抜けしたと言うか安心したと言うか、何だかホっとしましたね。司法書士の先生は予約して行ったので、パリっとした格好しておられましたから緊張感あったんですよね。それなのに安藤先生は…うふふ。おかげで緊張する事も無く、全部洗いざらい喋っちゃって。安藤先生には即お願いしました。本当に快く引き受けて下さって。この先生だったらお願いできるなって。恥も外聞も無く全てをさらけ出してね。

こういった先生業の方に何かを依頼されるのは初めてでしたか?

まずは財産を全部把握しないとイケナイので財産調査ですね。1回目の時に財産関係のモノは大凡お持ち頂いたのですが、後から別の通帳やら株やらが次々出て来たので中々まとまらなかったですね。通帳は結局全部で6 行10 通くらいあったんじゃないかと記憶してます。まぁ通帳の数が多くてもそんなに問題は無いですけどね。

 

手続きの流れ「まずは財産調査と相続人の確認です。」

安藤先生、手続きはどういう流れで進むのでしょう?

行政書士 安藤優介 まずは財産を全部把握しないとイケナイので財産調査ですね。1回目の時に財産関係のモノは大凡お持ち頂いたのですが、後から別の通帳やら株やらが次々出て来たので中々まとまらなかったですね。通帳は結局全部で6 行10 通くらいあったんじゃないかと記憶してます。まぁ通帳の数が多くてもそんなに問題は無いですけどね。

小林さま 本当に安藤先生にはご迷惑をお掛けしちゃって。とにかく集められるだけ集めて。主人からは特に何も聞かされていなくって。整理してたらゾロゾロと色々出て来たと。病院の入院費とか支払いがあったのでメインの2 〜 3 冊は把握してたんですけど、まさかこんなに沢山後から出てくるとは。ねぇ。

次々と出てきた預金通帳の事も今ではすっかり笑い話に。

 

思わぬつまづき「株を管理している証券会社が分からない。」

他にはどんな事をするのでしょう?

行政書士 安藤優介 相続人の確認ですね。小林さまご夫妻にはお子様がおられなかったので、ご主人様の兄弟姉妹が相続人の対象になります。皆さんの戸籍はある程度ご持参下さってたので、それを辿りながら足りない部分は取り寄せしたという感じですね。
後は財産をどう分けるかなんですが、株がどこの証券会社で管理されているのかが分からなくて、それを解決するのに少々手間取りました。どこの株を持っているという事は分かってたんですけどね。

小林さま 株の事を書いた書類はきっとあるんでしょうけど、見当たらなくてね…。株に関しては本当に先生にご苦労をお掛けしてしまったんです。

行政書士 安藤優介 証券保管振替機構、通称「保振(ほふり)」って言うんですけど、ここに問い合わせするとどこに口座を持っているのか教えて頂けると判明しました。調べた結果4つの証券会社に口座がある事が分かりましたので、そこから株の調べは全てつきました。株は名義変更する為に新たに小林さまの口座を証券会社に1つ作って頂きましたね。

 

他に大変だった事「貸金庫。それと相続人の方が中国地方で遠方だった事ですね。」

株の事が解決したら、後はスムーズだったのですか?

行政書士 安藤優介 貸金庫も厄介でしたね。開けるのに手続きが要るんです。相続人の皆さんから同意の一筆を頂かないといけなかったりね。相続人は全部で6名。皆さん中国地方の方ばかり。手紙と電話でやりとりしまして。遺産分割協議書でも一筆頂かないといけないので、二度手間にならないように1度でお願いしました。いっぺんにやっちゃおうと。
相続人を確認して、財産を把握して、皆さんに財産の分配を考えてもらって、ご了解を頂いた上で遺産分割協議書と貸金庫用の同意書と印鑑証明を頂いたという感じですね。貸金庫を開けるのは小林さまでして、「貸金庫は私(小林)が開けますけど、皆さんいいですよね?」という同意書に皆さんから一筆を頂いたと。

小林さま 貸金庫を開ける時も安藤先生は一緒について来て下さったんですよ。

 

何をもって手続き完了?「貸金庫と口座の解約、預貯金を分配してお金の手続きは完了です。」

貸金庫室には安藤先生も入れるのですか?

行政書士 安藤優介 貸金庫の銀行には私も事前に何回か足を運んでましたのでね。特に問題無く入れてもらえましたね。銀行の担当者さんにあらかた話はつけておいて、最後に小林さまにお付き合い頂いたという感じです。

小林さま 貸金庫の中身、ちょっとだけ淡い期待を持ってたんですよ。最後の望みって言うのかしら?(笑)結局はオリンピックだとかの記念硬貨が少しだけ入ってただけでしたけどね。何が入っていたとしても私(小林)が貰います。という協議内容でしたので、大金入ってたらねぇ(笑)安藤先生が二度手間にならない様にと、遺産分割協議書をそういう内容にしておいて下さったんです。みんな先生のおかげです。

小林さまより頂戴した温かいお葉書。小林さま、誠にありがとうございました。

行政書士 安藤優介 いろいろありましたが、最後は相続人の皆さんが小林さまの事情に配慮した内容で同意して判子押して下さいました。これが1番良かったですよね。貸金庫を開けることができて、預貯金は解約して現金にして皆さんに分けて頂いて。これにてお金に関する相続の手続きは終了です。
不動産の名義変更に関しては、司法書士の先生の方でやって頂きました。

相続税とかは結構掛かったのでしょうか?

行政書士 安藤優介 相続税は大雑把に言うと財産が3,000 万円以上あると掛かる可能性が出て来ますけど、今回は相続税が掛かる様なケースではなかったです。

 

相続が完了した時の感想「本当にホっとしてます。ただただ感謝。」

小林さんは相続完了までに何回くらい事務所に足を運ばれましたか?

小林さま 10回くらい来たかしら。遊びがてら(笑)「また証券会社の書類が新たに出て来ちゃったんですけど…」とか。安藤先生も「ま、まだありましたかぁ…」って(笑)
終わった時はただただ感謝です。1つ1つちゃんと丁寧にやって頂いて、本当にホっとしましたね。先生には大変なご苦労をお掛けしてしまって。

小林さんの方でしなければならない事は何がありましたか?

小林さま 何も無かったです。印鑑と印鑑証明を持ってきて下さいとか、それくらい。

 

安藤先生の対応「私が心配しないように定期的にお電話下さいました。」

安藤先生、小林さんの相続は割と大変な案件でしたか?

行政書士 安藤優介 ちょっとお時間頂きましたね。株などの財産を調べ上げるのが大変だったのと、遠方におられる相続人の皆さんとのやり取りに少し時間が掛かってしまったのと。遺産分割協議書と印鑑証明が中々揃わなかったと。最悪の場合は私が遠出して相続人さんに会いに行くしか無いかなぁと思ったりした事はありましたが、それはせずに済みました。まぁ致し方無い面があったにせよ、時間を頂き過ぎたのは私としては反省点ですね。

小林さま 私としてはお任せしていたので時間に関してはそんなに心配してなかったんですけど、お友達が「どうなった?」「終わった?」とか聞いてくるでしょ。でも先生も大変な思いをされながら頑張って下さっているのでね。むしろ私が心配しないように定期的にお電話下さって。しかも「いま大丈夫ですか?」とコチラの都合を優先する態度をいつも示して下さってね。「今こういう状況です」とか定期的にご連絡下さってましたからね。心配してなかったです。逆に申し訳ないなぁと思ってねぇ。「どうしたら小林さんの為にちゃんとしてあげられるか」という言葉を伺った時に胸がいっぱいになりました。本当に感謝してます。

 

安藤先生の仕事ぶり「丁寧過ぎて半分ボランティアなんじゃないかと思うくらい。」

安藤先生の事は身近な方に話したりされてるのでしょうか?

小林さま パッチワークの教室に通ってまして、今日も午前中に行ってきたんです。そこで「これから私がお世話になった安藤先生のとこでインタビューがあるのよぉ〜♪」って宣伝してきました♪ お友達には「何かあったら安藤先生に相談するといいわよ」って沢山宣伝してますよ! 皆さん私と同世代なので相続とかは身近に感じるようで、「そうよねぇ〜」って結構真剣に聞いてくれますね。

行政書士 安藤優介 ありがとうございます。でも証券会社の件に関しては今回良い経験をさせて頂きましたねぇ。株を管理している証券会社が分からないというのはウチとしては初めてのケースだったんで。ホントお時間頂いちゃって申し訳なかったです。

小林さま もう先生はそればっかり。本当に気にしてないんですけどね。先生はちゃんと儲かってないんじゃないかしら? 半分ボランティアなんじゃないかと思うくらい(笑)
解約したカードとかもキチンと切ってコピーして記録されててちゃんとされてる。不要な書類とかも全部シュレッダーに掛けて処分して下さったりね。丁寧でね。ご性格なんでしょうね。それにしても相続関係の書類だけでこんなに分厚くなっちゃうなんて本当にビックリしますよねぇ。

行政書士 安藤優介 解約したカードは切っておけば安心ですからね。師匠からそうするように教わりましたので。このファイルは少なくとも私が死ぬまでは保管ですよね。

小林さまが厚さに驚かれた「小林さま分の相続関係ファイル」はこれです。

作成途中のパッチワークを見せて頂きました。とっても綺麗で見事な出来映えでした。

 

解約しない通帳の扱い「放置通帳は最終的に銀行のモノになるんじゃないでしょうか。」

全て綺麗に片付いて良かったですね。

小林さま 実は安藤先生にはお渡ししてない通帳がまだあるのよ。何百円とか千円くらい入った通帳。北海道のとか、九州のとか、お母さんのお名前のとか。何十年も前に作ったやつ。合併とかで銀行自体が無いんじゃないかしらと思って解約してないんです。

安藤先生、解約しない通帳ってどうなるのですか?

行政書士 安藤優介 放置通帳は最終的には権利が無くなって銀行のモノになるんじゃないでしょうかね。こういう通帳って本当に沢山あるって聞きますね。
わざわざ解約手続きするほどの中身じゃない…みたいな通帳って沢山あるみたいです。

 

安藤先生に依頼してみての感想「本当に良い人に当たって良かったと思ってます。」

最後になりますが、安藤先生にお願いされていかがでしたか?

小林さま 私は司法書士の先生と安藤先生しか知らないわけですけど、本当に良い人に当たって良かったと思ってます。安藤先生の事務所に来るとホっとできるの。椅子に座って何でもお話できるし、嫌な顔1つせず聞いて下さるし。先生は私を困らせるような事は1つも言われないし。このまま終わりにしないでずっとこの縁を続けて行きたいなって。ご迷惑を承知でね。だから手続きは長引いてくれた方がいいかなとか(笑)「もう来なくていいですよ。用事は済みましたよ」とか言われるのが寂しいかなって。でも今度は株の手続きをお願いしようかなって、また相談させて頂いているところです。

小林さん、本日は貴重なお話をありがとうございました。

 

今回ご依頼いただいた業務

ご依頼頂いた業務

■ 相続関係書類作成、手続き代行

  • 相続人確認 10,000円+消費税
  • 相続財産調査、目録作成 75,000円(30,000円+(5,000円×9箇所))+消費税
  • 遺産分割協議書作成 60,000円 +消費税
  • 遺産分割協議調整 40,000円(20,000円/半日×2回分相当)+消費税
  • 財産名義変更手続き
    • 預貯金口座解約  120,000円(30,000円×4箇所)+消費税
    • 株式移管 60,000円(30,000円×2箇所)+消費税

詳しい業務内容

■ 相続人調査

  • (お預りした被相続人、相続人の戸籍謄本などにより)相続人および相続分の確認
  • 不足書類(除籍謄本、戸籍の附票など)の取り寄せ
  • 相続関係説明図の確認、修正

■ 相続財産調査、目録作成

  • 各銀行・信用金庫にて相続開始の連絡
  • 各銀行・信用金庫に全店照会、残高証明発行依頼
  • 証券会社の確認・調査(証券保管振替機構)
  • 各証券会社へ相続開始の連絡
  • 各証券会社に全店照会、残高証明発行依頼
  • クレジット会社宛連絡書送付
    (相続開始の連絡、カード返却、引き落とし停止、残高証明発行依頼)
  • 相続財産目録作成

■ 遺産分割協議書作成

  • (相続人のご意向に沿った)遺産分割協議証明書作成

■ 遺産分割協議調整

■ 財産名義変更手続き

  • 信用金庫にて貸金庫の解約手続き
  • 各銀行・信用金庫にて被相続人名義の口座解約、送金手配
  • 各証券会社に被相続人名義の口座解約、株式移管手配

■ その他

  • 不動産の相続登記(司法書士の先生への引き継ぎ)
  • 各証券会社宛に株式についての「お尋書」の送付
  • (手続き完了後)証券口座の預り金引き出し、株株式移管の手続きのアドバイス

インタビュー年月日:平成28年9月12日(月)

 

まずは、お気軽にお電話ください。