遺言書は本当に必要なの?

遺言書というと

「ウチはたいして財産もないから・・・」

「子供たちは、兄弟仲がいいのでモメるなんて考えられない・・・」

とおっしゃる方がいらっしゃいます。

でも現実は違うことも多いのです。

遺言書は本当に必要なの?

人は、実際に「自分のものになるかもしれない財産」を目の前にすれば気持ちは変わりますし、子供が結婚していればその配偶者の意見にも影響されます。

遺言書とは、その人の思いを相続人に伝えるものです。

モメてほしくないからこそ遺言書を残すべきです。

遺言書を通して相続人への思いが伝われば、相続人間の無用なトラブルを避ける事ができます。

また、遺言書でできることは、「誰にどの財産を相続させる」ということだけではありません。
遺言書の中に盛り込むことで、次のようなことも可能になります。

●財産をあげる見返りにお願い事をする(負担付遺贈)
財産をあげる見返りに
「年老いた妻の面倒をみてもらう」
「障害を抱えた子供の面倒をみてもらう」
「愛犬の面倒をみてもらう」
などの一定の義務を負担してもらう遺言をすることができます。

●遺言執行者を指定する
遺言執行者とは、遺言書の内容を具体的に実行する人をいいます。
被相続人の代理人として相続財産を管理し、各種の手続を行います。
遺言書の中で遺言執行者を指定しておくことで、その後の相続手続きがスムーズに進みます。

●家族への想いを伝える
遺言書は、財産に関することを指定するだけのものではありません。
大切な家族への想い・メッセージを伝えることもできます。
なぜその人に財産を譲りたいのか、その想いを伝えることが、円満な相続につながります。

●自分の葬儀やお墓の希望を伝える
遺言書で自分の葬儀やお墓の希望を指定しておくこともできます。
財産に関することなどとは違い、法的な効力は生じませんが、生前にその意思を説明し、家族に理解して貰うようにすれば、本人の意思を尊重してくれるでしょう。

もし、「遺言書なんて必要ない」とお考えでも、ぜひ検討されることをおすすめします。

もし相続や遺言について分らないことがあれば、
ご相談は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。

横浜市都筑区での相続の無料相談はこちらから → →

 

タイトルとURLをコピーしました